[Br]The Black Tulip
![]() | The Black Tulip (Macmillan Readers :Beginner) Alexandre Dumas マクミランランゲージハウス 2012-12-17 |
『The Black Tulip』 Alexandre Dumas
(邦題:黒いチューリップ/アレクサンドル・デュマ)
YL:2.0
語数:8653語
17世紀、オランダ。国では、黒いチューリップの品種開発に、多額の賞金がかけられていた。
チューリップに情熱を注ぐ資産家の青年・Corneliusは、黒いチューリップの球根の開発に成功。しかし、身内の政治的問題と、彼を妬む老人・Isaacの謀略によって投獄、死刑宣告をされてしまう。
看守の娘・Rosaの助けを得て、Corneliusは球根を育て始めるが……。
きっとハッピーエンドで終わるよね?と思いつつも、ハラハラさせられる展開。
何より、物語の収束の仕方が見事です。「この終わりの為に、この道具と設定が散りばめられたのか…!!」という。
ただ、展開が速くて登場人物に感情移入する間がなかったのが、これは抄訳版なのか元々そういう超短編なのか、迷う所です。
マクミランLv.2だから、と思って読んでから、YL2.0であることに気づきました(後4万語ぐらいはYL1台の予定)
ま……まあまあ。